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【作品名】眠れる森の美女 【ジャンル】グリム童話 【名前】王女(眠れる森の美女) 【属性】眠り姫 【年齢】115歳 【長所】肉体年齢は変わらぬまま歳を重ねた睡眠系の元祖みたいなキャラ 【短所】ペロー版ではたまたま見つけた王子が我慢できなくなって、王女は眠ったまま孕まされる バジレ版では王子との結婚後は、王女は2人の子供をもうけるが王子の母である王妃は実は人食いであり 王女と子供を食べようとするけどそこを王子が助け、王妃は気が狂い自殺する 【備考】15歳の時点で呪いにより紡ぎ車の錘が手の指に刺さり100年の眠りにつく。100年後に王子とのキスにより目覚める。 ディズニーアニメ映画では名前がちゃんとあるが、原作にはそもそも名前はなく「王女」とだけしかない。 vol.3
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フルボッコ 基本情報 アーティスト 豚乙女 配信日 2017/05/31 ジャンル アニメ・ポップス 原曲 - 解禁方法 解禁条件なし BPM 178 難易度 S3/N6/H11(旧:3/5/9) 特徴 高速コースSIMPLEはリズム難NORMAL以上はアドリブ注意 アップデートに伴う特記事項 2018/03/2915段階の難易度表記に対応。 【アップデート年表へ戻る】 【トップページへ戻る】
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フルボッコ氏 ノベマスを作成している 最新作 代表作 ニコ動一覧 マイリスト 外部リンク フルボッコのボコボコデイズ タグ一覧:P名 P名_ふ サイト持ちP デビュー2008.10中旬
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眠れる森のあなた(眠りイベント) 名称:・眠れる森のあなた(眠りイベント) 要点:・棺の中で眠るあなた・男装の森さん・泣く小人さんと超脇役になった白雪姫と登場フラグを折られた王子様 周辺環境:・森の中 評価:なし 特殊: *コンコンと眠るあなた。困った森さんは先輩に相談を持ちかけました。 「あら、そういう時は王子様のキスで起きるのがお約束じゃないの?」 先輩の冗談のような言葉を真に受けた森さんは王子様に男装。おとぎばなしのようにあなたを王子様のキスで見事に覚醒。そしてあなたと森王子は一緒に幸せにくらしましたとさ。めでたしめでたし。 →次のアイドレス:終了RP(眠りのあなた) スタートへ戻る
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眠れる森の美女 レコード:Sleeping Beauty 日本コロムビア版 発売:1962年~1965年頃 フィリップ王子 長谷部恭(台詞)高沢明(歌) オーロラ姫 池田昌子(台詞)真理ヨシコ(歌) 魔女 香椎くに子 フォーナ 伊藤芳枝 フローラ 沢多加子 メリウェザー 関口正子 王様 根本嘉也 ナレーター 高橋和枝 作詞:水島哲*、脚本:杉浩助* キングレコード版 発売:1971年7月1日 キャスト オーロラ姫 遠藤祐子 フィリップ王子 上條恒彦 マリヒセント 荘司美代子 フィオーナ 岸田今日子 フローラ 堀絢子 メリウェザー 野呂ひとみ 王様* 友竹正則 王妃* 松田トシ 家来 ボニー・ジャックス 小鳥 フクロー 楽曲 いつも眠りの中で おねむりみんな ※情報提供者:TATUさん(https //twitter.com/nininganinnin)
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フルボッコちゃん 概要 詳細外見的特徴 展開 概要 漫画版メダロットDSに登場したキャラクター。 とはいえど、一登場人物としてではなく、 デンゲキニンテンドーDS2010年2月号に掲載された漫画内に登場する 大きなお友達が身に着けていたTシャツに描かれていたキャラクターである。 ▲ページ上部へ▲ 詳細 外見的特徴 髪型はおかっぱだけど髪の広がりの両端はくるりと渦まいている。 顔の大部分は包帯でまかれており、左目は完全に隠れてしまっている。 右腕は骨折でもしているのか三角巾のようなもので固定されており、 左腕も両足にも包帯がぐるぐる巻かれている女の子。 こんな痛々しい見た目だけど、おめめぱっちりで笑顔であるという、不思議なキャラクター。 てっとり早く言うとこんな外見である ▲ページ上部へ▲ 展開 上記のとおり、登場は漫画版メダロットDSの一場面より。 その名前と外見から密かな人気(?)があり、メダロットオンリーイベントなどでグッズが販売されていたことも。 ほるまりんの社長ブログの2011年10月14日に投稿された記事「没とボッコ」にて、 フルボッコちゃんを主役においた漫画を幾つかの同人誌にこっそり寄稿していることが明らかになっている。 2012年3月現在ほるまりん氏のツイッターにおいて、プロフィールアイコンに使用されている。 そんなこんなでひっそりメダロッターの前に現れていた彼女だが、 アニメメダロット配信元である「フルアニMAX」の協力によってTシャツ マグカップ化を果たした。 ▲ページ上部へ▲
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眠れる森の美女! ◆edbrH4JiJo 空はよく晴れ、白い雲がいくつか、のんびり流れていた。 道はゆるやかにうねって、両脇に木や草が茂っている。山村へと続いている道のはずだ。 いつものごとく、犬夜叉たちは四魂のかけらを探して、旅をしていた。 犬夜叉は長い銀髪で、頭に犬の耳をつけているが、見た目は人間の若い男に近い半妖だ。 遠い時代に生まれた、中学の制服を着た少女かごめは、たまに意識を集中してみる。 かすかだが、四魂のかけらの気配を、かごめは感じていた。 「後ろから、変な匂いの奴が近づいてるな」 犬夜叉は鼻を動かしながら、振り向いた。 道の向こうから、浪人風の侍らしい男がやってきた。 長い髪を後ろで束ねて、鋭い目をして、古くなった着物をまとっている。腰に刀を差していて、隙の無いさまだ。 近づくと、男は犬夜叉に口をきいた。 「おまえ、妖怪だな」 「なんでぇ、てめえは」 「俺の体を持っているなら返せ」 「何をわけのわからねえことをぬかしやがる」 犬夜叉は短気が欠点だ。 敵と見るや、侍は刀を抜いた。よく光る刃をした立派な刀だ。 犬夜叉は牙をむき、刀の柄に手をかける。 「やるかっ」 「待ちなさい、犬夜叉。この方はただの人間です」 弥勒法師が制止した。あまった後ろ髪を縛り、右手に数珠を巻いた、若い法師だ。 犬夜叉はかまわず鉄砕牙を抜いた。鉄砕牙の刀身はとたんに反って大きくなった。 犬夜叉の鉄砕牙がうなり、百鬼丸の刀がひらめく。刃がぶつかり合うと、火花が飛び散って互いの顔を一瞬照らした。 「うむっ、妖刀か」 侍は地を蹴り、距離を取って身構えた。 人間が鉄砕牙と対等にやりあえるとは、と犬夜叉は内心、あせる。 かごめは戦いを止めようと、侍に説明した。 「待ってください、こいつは悪そうに見えるけど悪ぶってるだけで、本当は少し悪いだけの妖怪なんです」 「変な紹介するな!」 犬夜叉は銀の髪を逆立てる。 「おい、待ちなよ、犬夜叉」 珊瑚も犬夜叉を止めようとした。長い黒髪をした女で妖怪退治屋だが、今は村娘のような格好をしている。 「あれはかなりの使い手ですね。止めないとどちらかが大怪我しますよ」 弥勒はむしろ、見知らぬ侍を心配した。 「よしっ、おらに任せい」 子供のような姿の妖狐、七宝は飛び上がると、コマを投げた。コマは空中で大きくなって、侍に迫る。 「あっ、兄貴ィ」 突然の子供の声に、かごめたちは驚いた。 声にふさわしい小柄な子供が、木の裏から飛び出した。 「なんだ、ありゃあ」 薄汚れた身なりをした子供は、大きなコマをさしてわめいた。 「落ち着け、どろろ。あれはあのチビ狐の幻術だ」 侍はさほどあわてず、犬夜叉を警戒している。 「よーし、ならおいらがやってやる」 どろろとよばれた子供は風のように素早く走ると、七宝にぶつかった。 七宝が倒れると、大きなコマは消えた。どろろはまた走って、手に持つ袋を見せびらかした。 「へへん、いっただきィ」 七宝が懐に入れていた袋だ。 「ああっ、おらの宝物、返せ!」 七宝は半べそかいてどろろを追う。どろろは逃げながら中を確認した。 「何だぃ、ガラクタばっかりじゃねえか」 どろろは中身のどんぐりや葉を投げ捨てた。 あわてて拾う七宝。 何やら戦いの雰囲気が壊れて、犬夜叉は戦意をそがれた。 「返してやれ、どろろ。こいつらは俺の体を持っていないようだ」 「なーんだあ、ザコ妖怪どもか」 どろろが袋を投げると、七宝は大事そうに受け取った。 その時、何かが犬夜叉と侍の間に飛び込んだ。 人ほどもある大きさの、虫の妖怪だ。黒い虫の妖怪は、ハサミのような手を向け、不快な声で鳴く。 出やがったか、と犬夜叉は相手を変え、虫の妖怪を斬り付けた。 悲鳴を上げて逃げようとする妖怪に、侍は足を向けた。足が取れ、すねから液体が飛び出す。 液体を浴びると、虫の妖怪は体を溶かして倒れた。 自分の毒のようなものか、だが義足に仕込むとは、と珊瑚は感心した。 侍は何でもないように、足を戻した。 「こいつも俺の体を持ってはいないようだな」 「変な匂いはその薬か。何もんだ、おまえらは」 鉄砕牙を油断なく構え、犬夜叉はきいた。 「俺は大泥棒どろろ様、こっちは百鬼丸の兄貴、おまえたちみたいな妖怪専門の殺し屋だ。兄貴を知らなきゃこの世界じゃモグリだぜ」 まくしたてられるどろろの口上に、かごめたちはぽかんとした。 百鬼丸は刀をさやにおさめると、歩きだした。 「あっ、待ってくれよぅ、兄貴」 どろろは急いであとを追う。 二人を見送ると、犬夜叉も鉄砕牙をさやに戻した。 「けっ、何だってんだ」 「泥棒の子供に浪人、ずいぶんと変わった取り合わせですなあ」 弥勒がいうと、かごめは同意した。 「本当……。まあ、私たちもそう思われてるかも知れないけど」 自分だけが普通だ、と思い、かごめたちはそれぞれうなずき合った。 やがて、犬夜叉たちは山間の村に行き着いた。 小さいがのどかで平和そうな村だ。だが、この辺りには妖怪が出るという噂だ。 あいさつしようと弥勒を先頭に、一同は寺に向かった。この時代、寺も神社もごっちゃになっている。 寺の前で、巫女の格好をした少女が、御輿のようなものに乗せられていた。 神主が集まり、道士が何やら指示している。 村の者が野次馬になって見物していた。 弥勒は巫女に歩み寄ると、手を取り目を見つめる。 「私の子を産んでくださらんか」 「あ、あの……」 巫女の格好をした女は困惑した様子だ。 珊瑚が、飛来骨というくの字型の大きな武器を取り、弥勒の後頭部を打った。 一連のこうした行動はよく知っているので、かごめたちは何とも思わない。 「何だ、おまえたちは」 黒い服、黒い帽子の髭を生やした道士がとがめるようにした。 犬夜叉や弥勒はそれほど悪い者ではなく、自分たちは妖怪退治をしながら旅している、とかごめは簡単に説明した。 「ここにも妖怪がいるってきいたんですけど」 「うむ。だが、すまないが、おまえたちにできることはない」 道士は重い口調で話した。 近くの山に、死津喪比女(しずもひめ)という、強力な妖怪が根をはっている。 この妖怪は地脈から力を得ているため、封じるには地脈を断つしかない。 そのためには、生命力ある若い女の命を使わねばならない。 「人身御供かい?」 主人の声に、猫又の雲母(きらら)が反応して鳴いた。今は子猫のような姿だ。 「つまりはこちらのおなごを生け贄にする気ですか! いけません、そんなことは、やめなさい! やめるんだ、やめろ、コラてめー」 弥勒は道士の胸ぐらつかみ、激しく揺さ振る。 「ま、待て……」 「その妖怪ってもしかして虫か? だったら来る途中に殺したぜ」 犬夜叉の言葉に、道士は首を振った。 「それは死津喪比女が使う手下に過ぎん。本体はそんなものではない」 村人の人垣を割って、きらびやかな着物をまとった、岩のような顔をした女が乱入した。 「おキヌ! 考え直せ! わらわを人身御供にするのだ!」 髪飾りを鳴らす、鬼のような顔の女は恐ろしい。 七宝は泣きだして珊瑚の後ろに隠れた。 犬夜叉は鉄砕牙を抜き、弥勒は右手の数珠を取ろうとする。 「出やがったな、怪物!」「あれが死津喪比女か! なんと恐ろしい顔の妖怪だ、吸ってくれる」 「ばかもの、あれは女華姫(めがひめ)、領主の姫だ」 道士があわてて止めた。 「わらわと代われ、おキヌ」 顔はすさまじいが、女華姫は親友のおキヌの身代わりになろうという真心でやってきた。 「姫さま……」 「昔はよく一緒に遊んだものだ。わらわと代わるのだ、皆も内心はそう望んでおる!」 「そのお気持ちだけで、十分です」 「なぜじゃ、おまえはわらわと違って器量もよい、幸せを捨ててどうする?」 「姫、あなたには愛してくださる家族がいます」 おキヌの声には、母の子に対するようなやさしさがあった。 「独りの私なら、誰も悲しみません」 おキヌがさとすと、姫は肩をふるわし、地に伏し号泣した。 つられて村人たちも涙した。 「顔は何だが、なんと心やさしい姫ではないか。おキヌというおなごもよきおなごだ」 弥勒は錫杖を手に、何度もうなずく。妖怪と間違えて吸おうとしたくせに、と珊瑚はあきれた。 「雁首そろえて女を生け贄たあ情けねえ。要はその死津喪比女って奴をブッ殺せばいいんだろうが。やってやるぜ」 犬夜叉は威勢よく啖呵を切った。だが、道士は首を振った。 「無駄だ、何人ものてだれがそう言って殺された。どうしてもと言うなら、少しは待ってもいいが」 やや離れて、寺の塀に百鬼丸が寄りかかり座っているのに、かごめは気づいた。 「あなたも戦うんですか?」 百鬼丸は頭を左右に振って、束ねられた髪を揺らした。 「その死津喪比女という妖怪も、俺の体を持っていない。俺は死にたくない」 「けっ、腰抜けが。そうしてな」 犬夜叉は鼻をたよりに、さっさと歩きだした。弥勒も勇み足で、村の外へ向かう。 かごめ、珊瑚、七宝もあとに続いた。 「いいのかよ、兄貴。手柄を取られちゃうぜ」 どろろがやってきて言ったが、百鬼丸は答えなかった。 山をしばらく歩くと、犬夜叉は赤い袖をひるがえし、鉄砕牙に手をかけた。 「来ましたか?」 弥勒は法力を高めて、錫杖を構える。 戦闘用の黒い服に着替え、髪をまとめた珊瑚も飛来骨を手にした。 雲母は子猫の姿から、人よりも大きい獣の姿になって牙をむく。 まもなく、木の陰、岩の陰から、黒い虫の妖怪が飛び出した。 犬夜叉は鉄砕牙を振るって虫の妖怪を斬る。珊瑚が投げた飛来骨が、虫たちをなぎ倒した。 「てんでよええじゃねえか、こんなもんにビビりやがって」 虫たちの後ろから、緑色の何かが伸びた。 「誰だえ、おまえらは」 頭から長い葉を生やした、女の形をした妖怪だ。 「おまえが死津喪比女だな!」 弥勒が錫杖を鳴らし、護符を指ではさむ。 「人間どもは何やら小娘をつこうてわしを封じようとしているようだぞえ。止めてくれて感謝するえ」 「やかましい、化け物!」 犬夜叉は飛ぶと、鉄砕牙で妖怪を両断した。等分に裂けた妖怪は、左右に分かれて倒れた。 「なんでえ、あっけねえ」 安心したのも束の間、地面が揺れ、そこかしこが盛り上がる。 土が飛び、地面から女の形をした緑色の妖怪が、あとからあとからわいて出る。 七宝は悲鳴を上げて、かごめに飛び付いた。 「こいつらは、地面に根をはった植物の妖怪だね」 珊瑚はまた飛来骨を投げようとした。 死津喪比女の群れは、頭の葉を伸ばして犬夜叉たちの手足をとらえようとする。 死津喪比女は次々生えて増え、葉を伸ばす。 犬夜叉は鉄砕牙を振り回し、散魂鉄爪で死津喪比女の葉を斬った。 「ちくしょう、切りがねえぜ」 「風穴を使おうにも、奴らは地面の奥にまでつながっている。珊瑚!」 弥勒は錫杖をわきにはさみ、右手の数珠をつかんだ。 珊瑚はうなずき、飛来骨を低く投げた。地を這うような飛来骨が、死津喪比女を根から切り離していく。 すぐさま、弥勒は風穴の封印を解いた。弥勒の右手には黒い穴が開いている。 この穴は奈落の呪いで生まれた、何でも吸い込んでしまう恐ろしい穴だ。 「な、何だえ、この力は……」 砂や木っ葉とともに、切り離された死津喪比女が次から次へと吸い込まれていく。 犬夜叉は木につかまって難を逃れた。 弥勒が再び数珠を巻いて封印すると、風穴の引力はおさまった。 死津喪比女と虫はいなくなったが、あれらは本体ではない。 「今いた中には、四魂のかけらをもっていたのはいなかったみたい」 かごめが伝えた。弥勒は力なくつぶやいた。 「やはり人身御供しか手はないのか……?」 珊瑚は気づき、息を呑んだ。 「だとすれば、向こうが危ないよ。死津喪比女にすりゃあ、生け贄を出されちゃ困るわけだ」 「しまった、村へ戻りましょう」 珊瑚、弥勒は雲母にまたがり、犬夜叉はかごめと七宝を背負って、一行は来た道を急ぎ引き返す。 村に戻ってみると、死津喪比女の腕や胴体、大きな虫の頭やらが転がっていた。 剣を光らせる百鬼丸が、死津喪比女、虫たちに囲まれている。 百鬼丸の左手はなく、代わりに氷のような刃が出ていた。 襲いかかる死津喪比女の葉を斬り落とし、虫を突き、百鬼丸は旋風となって妖怪を斬り裂く。 林からどろろが飛びだし、大声で呼びかけた。 「兄貴ィーッ、村人は逃がしたぜ! 堅い岩の上に登らせたから、お化け植物も生えてこれないよ」 犬夜叉たちは死津喪比女を寄せ付けず、百鬼丸に駆け寄った。 「あなたは、村の人を守るために残ったの?」 息をはずませるかごめに、百鬼丸は冷淡に言った。 「それはどろろがやったことだ。俺は自分の身を守っているだけだ」 「かーっ、素直じゃねえ野郎だ」 犬夜叉はあきれて、悪態をつく。かごめはほほえんだ。 「本当、犬夜叉みたい」 「どこがだ!」 話している間にも、死津喪比女は地面から次々生えて、目を光らせた。 いつのまにかいた神主が、おびえつつ口を動かした。 「なぜか、結界が破られてしまった。敵は力を増しているようだ」 「四魂のかけらのせいかも……」 かごめは四魂のかけらの気配を近くに感じていた。 「おい、早くやっつけないと、おキヌって姉ちゃんが奥のほこらに行っちまったぜ!」 どろろが後押しするように怒鳴ると、百鬼丸、犬夜叉は剣を動かす。 「切りがない。奴らは花にすぎないんだ。地面の中の根まで届く毒はないか」 さすがの百鬼丸も肩で息をし、焦燥を見せた。 「やってみよう」 珊瑚は肩当てを取って開き、弥勒の錫杖を借りて先端に毒を塗った。 死津喪比女の一体に狙いを定め、錫杖を突き刺そうと珊瑚は構えた。 その時、死津喪比女がうめいたかと思うと、しぼみ、ちぢんでいった。 「おお……お、おのれ……」 「何だ?」 鉄砕牙を手にした犬夜叉は驚き、目を見張る。 死津喪比女は乾いて、どれも茶色く枯れていった。 百鬼丸は刀を下ろした。 「つまり、今、あの娘が生け贄になったんだ。地脈が封じられ、死津喪比女は死んだ。俺たちは何もできなかった。……くそっ!」 初めて激しい感情を見せて、百鬼丸は地を蹴った。 「兄貴ィ……」 どろろは目に涙をため、鼻をすすった。 「そんな……」 かごめたちも絶望に包まれ、何もできずに立ち尽くした。 突如、地面が揺れたかと思うと、土が裂け、ひときわ大きな死津喪比女が顔を出した。 土の塊、石が辺りに飛散した。大地がうねり、ゆがみ、恐ろしい声が響く。 「はははははッ! この四魂のかけら、これさえあれば地脈の養分がなくても花だけで生きられるえ!」 頭の葉を伸ばし、大きな死津喪比女は地を打った。 かごめ、七宝は葉から逃げ走る。百鬼丸が飛び、葉を斬って落とした。 葉はまたすぐ伸びて、人間たちを執拗に追った。 「このっ!」 珊瑚が毒つきの錫杖を投げた。錫杖は一直線に空間を突き進み、死津喪比女の眉間に刺さった。 「おおっ、おのれ人間……!」 「しつこい雑草がぁ、くたばりやがれ!」 敵が一体なら、妖気の流れを読みやすい。 「風の傷!」 妖気のぶつかり合う裂け目を鉄砕牙が斬ると、死津喪比女はいくつもの波動に裂かれた。 地に響く妖怪の断末魔の叫びは、犬夜叉を呪うようでもあった。 死津喪比女はバラバラの破片になって崩れた。立ちこめる砂埃の中に、残骸が醜い形を見せた。 「やったか!」 七宝は勝利を喜び、跳ね飛んだ。 「だが、おキヌさんは、もう……」 弥勒はうなだれ、首を振った。 彼らの悲しみを割り裂くように、また葉が伸びる。 「まだ、まだだぞえ!」 もはや人の形をとどめない、葉と蔓と根がうごめき、毒の花粉を撒き散らして犬夜叉たちを襲った。 「どこまでしぶてえんだ、こいつは」 犬夜叉たちもどうすべきか、途方に暮れる思いだ。毒花粉のせいで、弥勒の風穴も使えない。 突然、犬夜叉たちの前に、強い光が発した。 犬夜叉、百鬼丸は身構え、刀に手をやる。 光の中から、二人の影が浮かんだ。 「さあっ、死津喪比女にお困りの皆さん、このゴーストスイーパー美神が来たからには、もう大丈夫よ!」 長い髪の、白い肩、白い脚を大胆に露出した女だ。 もう一方は、バンダナを巻いた、ジージャン、ジーパンの若い男だった。 「死津喪比女っ! 呪い入り細菌弾をブチ込んでやるわ!」 美神はピストルを右手に、神通棍を左手に、狙いを定める。 銃声とともに放たれた銃弾は、死津喪比女の茎に命中した。 醜悪な植物は、ひからび、朽ちていく。 「おお……だが、これはしょせん花一輪……わしは必ず甦るぞえ、必ず……」 ついに死津喪比女は息を絶やした。 弥勒はすぐさま女のもとへと走り、手を取って言う。 「私の子を産んでくださらんか」 同じ速さで、若い男は珊瑚のもとへと駆け寄り、手を握る。 「俺横島って言います」 「法師さま!」 「横島ッ!」 「てめえ、何してやがる」 「俺の女に何しとんやー!」 珊瑚が弥勒を、美神が横島を、横島が弥勒を、弥勒が横島を殴り、男二人が倒れた。 「何がどうなってやがんだ」 犬夜叉は訳がわからず、目を白黒させるばかりだ。 「おキヌちゃんは?」 美神がきくと、犬夜叉たちは目を伏せた。 「そう……、歴史どおり、死んだのね。それでいいのよ」 「歴史どおり? どういうことだい?」 珊瑚が不思議そうに問う。 村には、妖怪だった塊が、あちこちに散らばっていた。 砂埃が晴れるのを見て、かごめは残骸から四魂のかけらを探した。 「あっ、あったあった」 小さな光る破片を、かごめは拾いあげ、仲間に見せた。 かごめは美神に歩み寄った。 「すみません、あなたは、『私の時代』の人じゃないですか?」 「日暮神社のかごめちゃんね? 私はオカルトGメンの代理で来た、美神令子よ」 美神は改めて自己紹介した。 「そして俺は横島忠男です」 横島はかごめの手を取り、肩を抱いて目を輝かせる。 美神に蹴られ、犬夜叉に殴られ、横島はまた倒れた。 「あーもー、話が進まん! 正しい歴史では、おキヌちゃんが命を落として地脈を封じ、数百年後のここから見て未来、幽霊としておキヌちゃんは私たちに出会うの」 美神は簡単に説明した。 「でも、未来から過去に干渉し、死津喪比女に四魂のかけらを与えて、過去を書き替えようとした者がいるわ。 それを阻止するために、私たちは未来から派遣されてきたの」 さっぱりわからん、と犬夜叉は首をかしげた。かごめは多少、理解した。 「つまり、私の時代の妖怪が、この過去に影響を与えているんですか?」 「本来の歴史では、この時代に四魂のかけらは集まるわ。 どのように集まるかは、詳しくは教えられないんだけどね。 それなのに現代、つまりここから見て未来、なぜか四魂のかけらが存在するわ。 歴史に異変が起きているの。時空のひずみを通って、邪悪な妖怪が過去と未来を行き来している疑いもあるわ」 美神も真面目な顔をして、うなずいた。 「四魂のかけらの位置がわかるかごめちゃん、あなたが必要なのよ」 「なあ、よくわからんが、おらもかごめの世界に行かせてくれんか!」 七宝は飛び跳ねて、美神に願った。 「それは、オカルトGメンが必要だと判断すれば、協力を要請するかもね」 美神が答えると、弥勒はまた彼女の手を取った。 「おおっ、ではぜひ私も連れていってください。そちらには、あなたのようなおなごが大勢いらっしゃるのでしょうなあ」 「法師さまっ!」 飛来骨に殴られ、弥勒はまたもや倒れた。横島がとどめに腹を蹴る。 「この、生臭坊主! こいつは俺の女やーっ!」 「やめんかっ、いつ私がおまえの女になったのよっ!」 神通棍でぶったたかれる横島、響き渡る悲鳴。 何だか大変な人たちだなあ、とかごめは口を開けっ放した。 過去においても現代においても四魂のかけらを探すという、かごめの苦難が始まろうとしていた。
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◇ 少女は、とにかく不幸だった。 物心ついた頃から、両親からは毎日殴られた。別に大した理由もないのに。 少女の元から両親がいなくなった後は、祖父母に引き取られた。しかし、そこでも殴られた。 学校ではクラスメイトからバイ菌扱いされるが、教師は見て見ぬ振り。 そんな、シンデレラですら真っ青になる、とても不幸な環境で、育った少女。 しかし、そんな彼女も、年月とともに、やがて“遊び”を覚えていく。 『――どうして? ――信じてたのにひどいよ』 それは、彼女とは対照的に、優しく温かな環境で育ったクラスメイト達を裏切り、欺いて、絶望のドン底に叩き落とすという所業であった。 『あははは! 騙されてやんの! ざまあみろ、ブス』 工作や根回しが浅はかだったため、目論見が適わなかったこともあった。 それでも、開き直って罵声を浴びせてやると、信じていたものに裏切られた少女は、火がついたように泣き出した。 その泣き顔は、とても愉快なものだった。 ――私と出逢ってしまったばかりに…… そう考えるだけで、少女はゾクゾクとした快感を覚えたものだ。 そして少女は”遊び”に浸った。 新しい学校に行っては、目についたものに近づいて、壊して。 それが終わると、また別の学校に転校し、同じことを繰り返す、そんな”遊び”に何年も夢中になった。 『――危ない!』 しかし、彼女の”遊び”は、ある日終焉を迎えた。 今までやってきたように、ターゲットを破滅させるべく暗躍するも、最終的には看破された。 頭お花畑のターゲットは、悪意に塗れた少女を説得しようとする。 そして、最終的には揉み合いの末、歩道橋から転落―――。 ――どうして。 不幸の星の元に生まれた少女は、指先すらも動かせぬ身体となり、彼女の生き甲斐であった“遊び”と自由を奪われてしまう。 ――どうして。 永劫ともいえる闇の中で、彼女は呻くように呪詛を反芻する。 ――どうして。 ――どうして。 ――どうして。 まるで、この世全てを恨むかのように、ありったけな怨念を込めて。 『見つけた! あなたウィキッドだよね?』 そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、彼女もよく見知った白き歌姫(バーチャドール)。 楽曲を提供してくれる見返りに、どんな願いも叶えてあげるという女神の誘いに乗り、彼女は楽園(メビウス)に招かれた。 『あはははは! 最高だ、ここなら手足を自由に動かせることが出来る!』 楽園での彼女は、事故の後遺症など最初から存在しなかったかのように、自由に動けるようになっていた。 『もっとだ! もっともっとぶっ壊して、私を楽しませてくれ!』 少女は、水を得た魚の如く、それまで溜め込んでいた鬱憤を全て吐き出すように、ありったけの破壊衝動を解き放った。 ある時は、彼女が作った曲にそれを乗せて――。 またある時は、彼女自身が楽園の住人達を虐げる形で、自己表現をしていった。 ――私は今生きてる! 人の想いを、友情を、信頼を否定して、ゴミのように踏み潰していく中で、彼女は自由を謳歌した。 そして、この破壊衝動こそが自分の根幹であると再認識した。 『――ここに集まっている皆様方に最後の一人になるまで殺し合いをやってもらいますわ』 彼女の立つフィールドが、理想郷から殺し合いの場に変わっても、彼女のやる事は変わらなかった。 己が欲望のままに、蹂躙し、殺戮を尽くしていった。 しかし――。 『私の血に適合し、鬼になった者は人間を超越した力を手に入れことになる。 だが、その反面、致命的な弱点も露呈する―――』 彼女が謳歌していた自由は、とある参加者との邂逅によって、再び剥奪される。 『その弱点こそ、太陽光だ。貴様は精々苦しみながら死んでいけ』 手足は変わらず動かせる。 また卓越した身体能力と再生能力を得ることになり、より遊びの幅が広がることだろう。 しかし、太陽の光を浴びることは出来ない。 力の代価として、人間としてなんて事のない、陽の元を歩くという行為が許されなくなってしまったのだ。 それが、少女に課せられた新たな不自由であり、新たな不幸であった。 ――ふざけんな…… 少女は怒り狂う。 折角手に入れた自由が、突然現れた連中に訳のわからないまま、呆気なく奪い取られてしまったからだ。 ――絶対に殺す…… 果てしない憎悪を胸に秘めつつ、少女は陽の影を彷徨うのであった。 ◇ D-5エリア、墓地近辺の森林地帯。 幾重にも重なった木陰の中に、その廃屋はあった。 人気ない森の中に位置する見窄らしい家屋――まるで、お伽話の魔女が住まうような家の扉を蹴り飛ばして、中へと駆け込む影が一つ。 「ハァハァ……クソったれが……」 肩で息をしながら、ウィキッドは玄関口に倒れ込み、仰向けになる。 ボロボロの木の天井を見上げつつ、彼女は舌打ちをする。 あの後、周辺を探索するも、高坂麗奈は見つからず。 苛々した調子で駆け回ったせいだろうか、注意力は散漫になり、うっかりと木漏れ日にその身を晒してしまった。 瞬間、絶叫を上げるほどの灼熱が沸き起こると、彼女はその痛みから逃れるように走り出し、気が付けば、このボロ家に駆け込んでいた。 「何が、『人間を超越した力』だ! クソみたいな呪いかけやがって、あの野郎っ!!」 陽光に照らされたことで、肩の一部は消失している。 そして、戦闘で負った傷口とは異なり、再生する兆しはない。 最初は激痛程度で済んだが、今回のように身体の欠損を伴ったとすれば、いよいよもって高坂麗奈は回復圏外へと離れてしまったのだろうか……その事実がウィキッドを苛立たせる。 更に――。 ズンズンズン 「…っ!?」 身体の奥底から突き上げてくる、言いようのない飢え。 それがウィキッドの身体を蝕み、彼女の苛立ちに拍車を掛けていた。 「ぐっ…!! クソ女が言ってた食人衝動ってやつか……!!」 鬼にされてから、絶えることなく襲い掛かる飢餓感。 休息を取っている今になって、更に激しさを増していく。 どうにか、これを抑え込もうと、デイバッグに手を伸ばすと、食パンを乱暴に取り出し、それを口に放り込む。 だが――。 「――うぶっ!? ゲホッゲホ……ッ!!」 猛烈な吐き気に襲われ、それを吐き戻してしまう。 呼吸が大きく乱れ、全身から汗が噴き出し、身体を大きく震わせる。 まるで、身体全体がそれを拒絶しているかのような感覚であった。 「……クソがぁ………」 自分の吐瀉物を眺めながら、ウィキッドは、いよいよもって自分の身体は、人の血肉しか受け付けない身体に変えられてしまったと悟る。 ――ただでは、殺さない……。 こんな不自由を押し付けてきた、月彦と麗奈への必殺を、改めて誓うウィキッド 。 そして、彼らへの憎悪と殺意を以って、飢餓感を塗り替えることに専心する。 やがて、荒くなった呼吸は次第に整っていき、落ち着きを取り戻す。 ウィキッドは、廃屋の中をぐるりと一望すると、部屋の片隅にあるベッドへ歩み寄り、そこに腰掛ける。 ボロ屋のため、天井や壁には無数の穴があり、そこから風が吹き込んでくるが、森の木陰という立地のため、陽射しが差し込む事はない。 ――陽が完全に沈むまでは、ここで身を潜めよう。 一際大きな溜め息とともに彼女は、そう決めた。 この状況で、連中の追跡を続けたとしても、先のようなミスで、致命的なダメージを負ってしまう可能性があり、他の参加者と遭遇したとしても、何かと不都合が多いからである。 「――とは言え、少しは立ち振る舞いを考えないとな……」 そう呟きながら、彼女は今後の行動方針について、思考する。 現状、ウィキッドを取り巻く状況は芳しくない。 遺跡で出会った参加者については、月彦と麗奈だけではなく、人形女ことヴァイオレットにも、自分の正体は知られてしまっている。 遺跡内でのゴタゴタがどのように帰結したかは知る由もないが、連中が無事ということであれば、ウィキッドの悪評は共有されるだろう。 折原臨也とは、一応協力関係にはあるが、あの男が悪評撒かれるウィキッドを庇うような動きをするとは到底思えない。むしろ、面白がって、ウィキッドのこれまでの所業を暴露する事だってありうる。 そうなると、遺跡組から参加者間にウィキッドの悪評が広まるのは、免れない。 悪評の発信源として、もう一人忘れてはいけないのがカナメである。 彼もまた他の参加者と出会うことがあれば、間違いなくウィキッドのことは吹き込んでいるだろう。 そうなると、参加者間にウィキッドの悪評は蔓延るようになり、これまで彼女が行っていたような、集団に紛れ込み、内側から瓦解させていくような手法は使えなくなる。 最悪、見ず知らずの参加者と接触した際に、問答無用で攻撃を仕掛けられる可能性も捨てきれない。 したがって、ゲームで生き残るために、戦略の転換が強いられている状況となっており、ウィキッドにとって、それは死活問題であった。 「――そういえば、あのピンクチビ……」 と、ここでウィキッドはふと、アリアの支給品を回収していたことを思い出し、支給品袋に手を伸ばす。 今後の戦略を考えるうえで、自分が持つ手札は把握しておく必要が有ると考え、彼女は中身を確認していく。 そして―――。 とある支給品を手に取り、その説明書に目を留めると、彼女は口角を吊り上げた。 (……こいつは使えるかもな) 残忍な魔女の如き表情が、彼女の元に戻ってきたのであった。 ◇ 「あはははははははっ、すっごいな、これ!! 瓜二つじゃねえか!! あのピンクチビ、こんな面白い玩具、持っていたなんてなぁ!!」 部屋の奥に置かれていた姿見を前にして、魔女は嬌声をあげる。 興奮気味に笑う彼女が手にするのは、一本の古めかしい杖……。 へんげのつえ―――。 同封されている説明書によれば、対象を、使用者が意図した姿に変身させるものだという。 ウィキッドには知る由もないが、これは元々、キース・クラエスに支給されていたものである。 キース死亡後にアリアが回収して、今はウィキッドの手に渡っているという訳だ。 ウィキッドからしてみれば、アリアがこの支給品を彼女の同行者達に披露していたのか、それとも敢えて利用する機会がないから、伏せていたのかは定かではない。 しかし、確実に言える事は、この杖の効果に嘘偽りがないということだ。 それは眼前の鏡が、元来の彼女の姿ではなく、とある参加者の姿を写し出していることが、立証している。 「変態鳥仮面とカナメ君には、一杯食わされたけど、今度は私が騙す側ってことかぁ!! そう考えると、ゾクゾクしてきたなぁ!!」 変貌した姿のまま、魔女は舌なめずりをする。 ――まだだ……、まだまだ私は遊べる……。 まもなく、陽は沈み、会場には三回目となる定時放送が響き渡る頃合いだ。 そして、それ即ち魔女の活動再開の合図を意味する。 さてさて、この新たに手に入れた玩具を使って、参加者共を陥しめて、壊していくべきか――。 絶望少女は、不敵な笑みを張り付かせ、次なる災厄を撒き散らさんと、画策する。 魔女の宴は、続く――。 【D-5/民家/夕方/一日目】 【ウィキッド@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】 [状態]:???の姿(へんげのつえで変身済み)、鬼化、食人衝動(小)、疲労(極大)、カナメへの怒り(中)、無惨と麗奈への殺意(極大)、臨也への苛立ち [服装]:??? [装備]: [道具]:基本支給品一色、不明支給品0~2 、アリアの支給品(不明支給品0~2)、キースの首輪(分解済み)、キースの支給品(不明支給品0~1)、カタリナの布団@乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…、北宇治高等学校職員室の鍵、へんげのつえ@ドラゴンクエスト ビルダーズ2 [思考] 基本:自らの欲望にしたがい、この殺し合いを楽しむ 0:陽が沈んだ後、変身した姿で行動開始。 1:無惨と麗奈を探しだして、殺す 2:壊しがいのある参加者を探す。特に『愛』やら『仲間』といった絆を信じる連中。 3:参加者と出会った場合の立ち回りは臨機応変に。 最終的には蹂躙して殺す。 4:金髪のお坊ちゃん君(ジオルド)は暫く泳がすつもりだが、最終的には殺す。 5:舐めた真似してくれたカナメ君には、相応の報いを与えたうえで殺してやる 6:暫くは利用していくつもりだが、臨也はやはり不快。最終的にはあのスカした表情を絶望に染め上げた上で殺す。 7:私を鬼にしただぁ? 元に戻せよ、クソワカメ。 8:アリアの後輩達(あかり、志乃)に出会うことがあれば、アリアの最期を語り聞かせてやる [備考] ※ 王の空間転移能力と空間切断能力に有効範囲があることを理解しました。 ※ 森林地帯に紗季の支給品のデイパックと首輪が転がっております。 ※ 王とウィキッドの戦闘により、大量の爆発音が響きました。 ※ 無惨との情報交換で、第一回放送時の死亡者内容を把握しました。 ※ 首輪の分解・解析により首輪の中身を知りました。 ※ 首輪の説明文を読み、「自分たちが作られた存在」という可能性を認識しました。 ※ 『覚醒者』について纏められたレポートを読んでおり、覚醒者『006』は麗奈、『007』は無惨が該当すると認識しております。 ※ 麗奈との距離が離れたため、太陽に対する耐性を失いました(認識済み) ※ へんげのつえを使って、ウィキッドが知っている参加者の誰かに姿を変えています。誰の姿に変身しているかについては、後続の書き手様にお任せします。 【支給品紹介】 【へんげのつえ@ドラゴンクエスト ビルダーズ2】 キース・クラエスに支給。 対象に向かって杖を振ると、使用者が知っている者に変身させることが可能。 尚、姿や声を変える事はできるが、身体能力は元のままで、変身した相手の能力を使用することは出来ない。 前話 次話 愛をとりもどせ!!(後編) 投下順 第三回放送 前話 キャラクター 次話 狂騒曲の終末に ウィキッド 導火線に火をくべろ
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「眠れる森の死体」作:古城十忍 演出:関原夏希 2012年7月7日(土)13:00~ 18:00~ 2012年7月8日(日)13:00~ 18:00~ 料金:前売り500円 当日700円 於 シアターent.(新潟市西区寺尾上1丁目7-20) より大きな地図で シアターent. を表示 その他情報: 劇研ブログ随時更新中! 公演の感想などお気軽にコメントを残して下さい! 名前 コメント
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日本では上野動物園があった場所は、エルダーテイルでは幻獣系モンスターのはびこる森林型ダンジョンとなっている。 そのダンジョンの調査に向かった冒険者から念話が入った。 「助けて、みんな止まって…」 君たちが冒険者を助けるため、またダンジョンになにが起こったのかを調べるために乗り込むと、まるで時間が止まってしまったかのように眠るモンスターたちがいた… ログホライズンTRPG 「眠れる森の美女と野獣」 魂の翼持つ冒険者たちよ、地平線の彼方に新たな記録を刻め!